LANケーブルが抜けなくて壊してしまったかと焦ったのですが、単純なことで抜けなくなってただけでした。
しかしこのことを扱っている記事を見つけられなかったので、どなたかの役に立てばと思い、これを書いています。
おそらく、初心者や自分で配線をしない人、あるいは昔買ったLANケーブルを最近買い替えた人などがこのトラブルに見舞われたとき、多少は役に立つはず。。
こんにちは、野分です。
私自身は〇十年の長きにわたり、家ではずっとmacを愛用してきましたが、最近どうしてもゲームがしたいやら3Dソフトを使いたいやらで、思い切ってWindowsに乗り換えました。
そのとき、少しでもネットの速度を改善したくてLANケーブルを新調したところ、一回差したら取り外せなくなったので、その原因をメモしておきます。
実に単純な失敗でした・・・。
LANケーブルが抜けない?!
今回抜けなくなったのはこのケーブルです。
いまのところ、CAT7が現実的らしいとの情報を得て購入しました。(8でも良かったんですけど近所に売ってなかった)
ルーターとPCの距離が近いし、とにかく頑丈なものがよかったので、より線タイプのものです。
ELECOM CAT7 LAN CABLE LD-TWST/BM10
とにかく速そう&頑丈そう。
CAT7で10ギガビット対応、そしてより線、という条件を満たした商品。
ルーターと繋ぎたい機器の距離が5メートル以下の場合は、より線がおすすめなんだそうです。
10メートルくらいになると単線が安定するらしい。
そしてCAT7、7a、8、と数値が上がるごとに通信速度が速くなります。
ちなみに、CAT7のケーブルをCAT5eのルーターにつないでも特に問題はなく、ケーブルには上位互換性があるとこのことです。反対に、CAT7のルーターにCAT5eのケーブルをつなぐと・・・。もちろん、本来の速度は出ないということになります。
これの新製品があるらしいけど近所のショップにもあったんだろうか。。まあ、性能が悪いわけじゃないでしょうから気にしない。
LANケーブルが抜けない理由
LANケーブルが抜けないのは、こんなふうになっていたことが原因でした。
正しい設置方法はこちらです。
違いがわかりますか?
爪割れ防止の青いカバーが、爪の柔らか素材の下に入り込んで、ゆるめることができなくなっていたのです。
LANケーブルの構造に注意!
今回LANケーブルが抜けなくなったのは、LANコネクタ部分の形状がポイントでした。
青いピロピロが軽くかぶさってるタイプ。
いままでは、袋状になったカバーがかぶさっているタイプのLANコネクタでした。
だから思いもしなかったのです。
まさかカバーが爪の下に潜り込んで、ゆるめることができなくなっていたなんて。
LANケーブルが抜けない?! まとめ
LANケーブルが抜けない場合に確認すべきことは以下です。
PCを自作したり、ネットの速さに常日頃から敏感な方などであれば、ひっかかることもないようなことですが、私のように長年LANケーブルを交換していないなどの人の中には、あてはまることもあるんじゃないか・・・と思ってまとめました。
ところで、LANケーブルが抜けなくなった場合の対処法として、サイズが合うマイナスドライバーをコネクタと機器の隙間に突っ込む、というのがあります。
私も最初はそれをするしかないのか・・・と思っていました。
でも、今回抜けなくなったのは、インターネットプロバイダから貸与されたルーターのほうのコネクタだったんです。
もし少しでも破損したら、弁償となるでしょう。。というか、ドライバーなんか突っ込んで無傷で済ませられるとは到底思えません。
なので、どうにもならなかったらプロバイダの会社に持っていってやってもらうしかない、そう思っていました。
でもそれは嫌なので、なんとか力任せにでも抜けないかと指が痛くなるほど引き抜こうともがいていて、ふと、「こんなにガッチガチで少しの隙間も感じられない装着感はなんかおかしいのでは?」と思い、PC側のコネクタと見比べてみたのです。
そしたら、青いピロピロがおかしなことになっているのに気づきました!
何の故障でもなく、ただ単純に、爪を守るためのピロピロが爪の下に入り込んでいただけでした。
そんなこともあるかも・・・ということで、一つのヒントになれば幸いです。
ネットの速度が遅い方は、LANケーブルがルーターの規格に合ってないのかも。
私はLANケーブルを替えたことにより、契約の1.2倍量くらいの速さになりました。