九条さんが時間を忘れて読んでいる本は・・・
スタンドマイヒーローズのミニトーク(ログスト)、1月22日の分です。
ネタバレしてます
グリムとかの現代版って、海外でも同じような結末なのでしょうか。
スタマイミニトーク:変わる物語
遅い時間まで明るい九条さんの寝室。
眠るように促す豪さんの姿がありました・・・*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*
本に夢中になって、時を忘れていたようです。
九条さんって、案外童話もお好きみたいですよね(●´◒`●)
『本当は怖い〜』シリーズが、ずいぶん前に流行りましたね。(そういうのが苦手なので読んでないですけども・・・)
白雪姫の昔のバージョンの残酷な結末は衝撃的ですが、実は童話の結末には禍々しいものが多いです。
日本の昔話にも、そういったものはありますよね。(かちかち山とか)
それらを集めて比較しているような本でしょうか。
とはいえ、作者不詳の口伝での昔話や伝説は、途中で話し手の主観が混じったり記憶の行き違いでラストが変わるのは当然のような気もします。逆に言うと、「作者」が不明だから、物語が変化するのでしょう。グリム童話などは、彼らが集めたとき(あるいは編纂したとき)の物語の形が残っているのであって、その物語を考えた人が作った話とはもうすでに違っていたかもしれない、とも思います。実際に刊本と「エーレンベルク稿」という草案には違いがあるそうですし。
そうですね、その変化もまた楽しいかなと思いますね。
その物語を語る人々の文化や歴史、世相を感じられるので。
ただ九条さんは・・・
同時に、忘れられていく物語にも感傷を抱いています。
でも豪さんは、「忘れられませんよ」と受け合うのでした(●´◒`●)
それを知り、読む人がいる限り、「忘れられて」などいませんよね
それを潮に、早めに寝るように九条さんに告げて退室しようとする豪さんに、九条さんは自分が読んだ後に読んでみないか、と声をかけます。
自分と違う観点からものを見る豪さんと、この本について語り合いたいと思ったのでした。
九条さんの願いを、笑顔で聞き入れる豪さん
九条さんにとって、この上なく楽しい時間でしょうね(●´◒`●)
内面の屈託が多い豪さんにとっても、時代によって解釈が変わる童話は、なにかヒントが多そうな気もします・・・。
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