刀剣乱舞絢爛図録 刀剣乱舞公式設定画集

2018-08-06とうらぶ設定資料集・祝画集, 刀剣乱舞

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刀剣乱舞絢爛図録 刀剣乱舞公式設定画集  Nitro+

2015年1月14日のサービス開始からおよそ半年後に発行されたDMMのゲーム『刀剣乱舞ーONLINEー』(通称:とうらぶ)の公式設定資料集です。税別3000円。

刀剣乱舞世界観

時は西暦2205年。『歴史修正主義者』を名乗る時間犯罪者たちが正しい歴史への修正を目論み、『時間遡行軍』を編成し、日本の歴史への介入を始めた。

時の政府は『審神者(さにわ)』と呼ばれる者を招集し、その者の持つ特殊な技で、逆賊を討たせようと試みる。

審神者の特殊な技ーーーそれは、物の心を励起する能力。刀の付喪神に肉体を与え、それを束ね使役して戦う力。

3年以上経過した現在でも大変な人気があるので、不要かなと思いますが、ゲームの世界観はだいたい上のような感じです。

刀剣乱舞-ON LINE-の魅力

やってみるとわかるのですが、刀剣乱舞はストーリー的なものはわりと少ないです。

刀の付喪神である『刀剣男士(とうけんだんし)』たちは、ゲームのメイン画面に据えてクリックすることにより反応するので、彼らそれぞれの審神者への距離感などはまあまあ推し量れます。

しかし男子同士の会話はフリーではなくある条件下で発生する限定的なもので、他に内番というシステムでも一言ずつ話すのを聞くことはできますが、それだけで彼らの性格や関係性などのこまかな設定までを読み取ることはちょっと難しい。

少なくとも、『これが正解』と万人が思う答えはない、という感じです。

戦闘画面もアニメではなく左右にイラストが移動するのみの省エネ設計。お互いに声を掛け合うこともありません。

つまらなそう・・・と思いますか?

しかしこれこそが実は、刀剣乱舞がこれほど人気になった理由のひとつでもあったようです。

刀剣男子は実際の日本刀なので、来歴は十分すぎるほどあります。国宝だったり重文だったり、御物であったりもして、歴史が好きな人にはそれだけで楽しい想像のタネがあります。また、性格づけやお互いの関係性がぼんやりとはあるものの、決定的ではないために、解釈の自由度が高い。

公式で語られないからこそ、その余地を活かして独自の『うちの本丸設定』というのがそれぞれのプレイヤーの中で育ちました。

二次創作の隆盛がとうらぶを支えた部分は大いにあると思います。

また、なんといってもキャラクターが個性的で魅力的なので、その男士がいるだけでゲームを続けられる、というひともいたでしょう。

少年からおっさん、キレイからワイルド、ローヤル、あざとい、お兄さん、弟、姉、妹、メガネ、筋肉、熱血、脱力、俺様、一匹狼、和装、洋装、白衣、狩衣etc。この世のあらゆる嗜好が詰まっていそうです。

イラストレーターさんはこの図録発行当時で33人いらして、絵柄のタッチも様々です。

誰でもきっと絶対1人は『推せる』男士がいるはず。

私自身は開始から2週間後くらいにはじめましたが、まさしくあるキャラが目当てでした。

個人的には、あれこれタスクがあるゲームは疲れてしまうので、このくらいのゲームの分量が好きです。すこし忙しくてできない期間があったとしても、取り返しがつかないほど何かが足りなくなったり、ついていけなくなるということはけしてありません。自分のペースでのんびりと楽しめます。

複雑なイベントが切れ目なく続いたり、キャラ同士や審神者とキャラの親密度を上げる特別なシステムなんかを追わなければならなかったとしたら、ここまで続けていたかな、と思います。(そういうことが大変で離れてしまったゲームがいくつかあるので・・。)

はじめての公式設定資料集

そんな自由解釈の刀剣乱舞に、ついに公式の設定資料集が出るとなったときの盛り上がりはすごかった。

それまで身長さえもぼんやりとしたものでしたし、後ろ姿も見られないので、特に絵を描く人やMMDという3Dモデルを踊らせるソフト用にモデルを作っていた人などは、そういう情報が出るのはとても嬉しいものだったでしょう。

ゲームを遊ぶだけの人にとっても、キャラの衣装の細かい部分がひとりひとりゆっくり見られるのはとても楽しみなものでした。

そう・・・。

なにしろ、ゲームの中で見られる絵そのものがとても少なかったので。。

内容

*掲載されている刀剣男士

今剣、平野藤四郎、厚藤四郎、前田藤四郎、秋田藤四郎、乱藤四郎、五虎退、薬研藤四郎、愛染国俊、小夜左文字、にっかり青江、鯰尾藤四郎、骨喰藤四郎、堀川国広、浦島虎徹、鳴狐、宗三左文字、加州清光、大和守安定、歌仙兼定、和泉守兼定、陸奥守吉行、山姥切国広、蜂須賀虎徹、長曽祢虎徹、大倶利伽羅、へし切長谷部、同田貫正国、三日月宗近、小狐丸、一期一振、鶯丸、明石国行、燭台切光忠、江雪左文字、山伏国広、獅子王、鶴丸国永、石切丸、蛍丸、太郎太刀、次郎太刀、岩融、蜻蛉切、日本号、御手杵

全204ページで巻末に46人の刀剣男子の立ち絵が並び、身長とその差が一目でわかるピンナップ(裏表)がついています。こんのすけ、刀装兵・刀鍛冶、時間遡行軍の紹介も。



特に好きなところ

ゲームを楽しんでいる人ならきっと楽しめる内容です。イラストレーターさんのこだわりやキャラによってはオフショット的なイラストも添えてあり、なにもかもが楽しい。。

粟田口の子たち、特に関わりの深い間柄の子たちの衣装の共通なところと違うところを丹念に見ていくのがとても楽しいです。平野くんと前田くんとか。意外に五虎退が長ズボンなのが今更ですが、なんとなくいいですね。(ごこのページでは虎くんたちも大きく取り上げられていて可愛いんです!)内番服もシンプルだけどみんな違って、でも統一感はあって仲良しなんだなあ〜と思えて微笑ましいです。薬研だけ内番でもしっかりしたお兄ちゃん風なところに、内面の複雑さというか、なにか物語を感じてしまいます。白衣で隠れがちだけど、腰の物入れは内番でも付け替えて持ってるんですね。

お小夜のページの『●●三兄弟』(ネタバレ回避)っていう紹介文が面白かったです。あの、背負っている傘を被ったお小夜の目つきには笑いました。だけど可愛いんですよね…。しあわせにしてあげたいなとあらためて思います。

そして脇差ページのひとりめは大好きな青江。真剣必殺のお顔のかっこよさよ。。こういう立ち絵をじっくり見られるのも図録の良いところです! 後ろ姿でなびいていない時の髪の長さが分かってキュンとしました。内番のところのジャージの着こなしについてのキャプションwww ひとりごとも脳内で声付きで再生されてしまう。。。

鯰尾とばみちゃんも特別好きな男士なので、いろいろ細かく見られて楽しいです。特に髪を下ろしてアンニュイな表情の鯰尾のイラスト、あまりにも素敵。かと思えば愛染くんと例の攻撃を仕掛けようとするイラストもあって。あと、上着を着てないふたりの後ろ姿可愛すぎると思うんですよ。…彩度の低い色のシャツが好きなので、なお二人が素敵に思えるんだろうなあなんて今気づきました。

浦島くんのページには最高にぐっとくることが書いてありました。設定もすごく細かに書いてあり、構造もよくわかる良いページです。蜂須賀と長曽祢にーちゃんのページもおなじような構成で、「これどうなってるんだろう?」っていう部分が全部払拭されたのでスッキリします。ところで蜂須賀のところでは内番服のキャプションがとても面白いので見て欲しいです。「〜しようとしています」というふたつが「でも他の人から見ると…」って言ってるようで。長曽祢にーちゃんも特別好きで下手なりに絵を描くにあたりこの資料が大変役に立ちました。レアな初期案も見られます。しかし絶対いまの方がかっこいい!

鳴狐のページの、お供の詳細が思いがけず嬉しかったです。本体以上に喋ってるのにぬいぐるみみたいに感じがちですが、いろんな表情が描いてあって、ほんとうに可愛いです。首飾りも取り上げられていて、はじめてその存在に目を向けました。。鳴狐の内番服のネクタイリングの構造が可愛いです。表情集の右から二番目が大好き。

初期刀のページはどれも興味深かったです。馴染みの男士たちなので、愛着があります。加州のコートを脱いだ横顔が綺麗です。可愛さへのこだわりもやっぱりあるんだなあーとわかるキャプション、嬉しかったです。歌仙さんのインナーは、戦闘服はもちろん、内番のも個人的にはかなり衝撃でしたね。。いろんな気持ちが交錯して歌仙ちゃんへの愛がさらに強まりました。むっちゃんのページのゲームでは見られないイラストの数々は必見です。芋の籠を横にくつろぐ姿、しっくりきすぎィ…。山姥切のページの少しずつ服を重ねていく様子は、いま彼風の着せ替え人形を作っているので、大変参考になります。刀の差し方まであって、そういえば他の男士にしても、こういうところにも個性が出るなあ、と思いました。

そして大人気であり、例に漏れず私も大好き、グッズがあればつい買ってしまう魔性の男士、大倶利伽羅のページにはほんとにドキドキさせていただきました。表情集よ。。左上の倶利伽羅龍よ。。。この人のフォルムは全部かっこいい。内番の靴のシャープさも良い、と思いました。

続けて掲載されるまたまた特別に好きなへし切長谷部。こういう長い上着がもうたまらなく好きだし、性格も声も好き。長谷部は大体見たままの服装なので、資料って言ってもなーなんて思ってたけれど。とんでもない情報が載っていましたよ! このイラストの破壊力ったら。いつもすごくきちんとしているだけに、これだけのことがたまらないです。表情集も嬉しい。もっと小宮先生の描かれた長谷部が見たい。

三日月さんと小狐丸は古式ゆかしい衣装なので、まるで有職故実図鑑を見ているような気分で楽しく見られます。どうなっているのかわからない装束の身につけ方、紐の通し方、色の取り合わせなど。実際に自分で着られるんじゃないかと思うほど詳細に書かれています。

鶯丸のページの「あれ」も特筆すべきでしょう! 鶯丸ってそもそも独特の空気感もあってほんわか可愛いんですけど、ここに添えられているイラストは、ほんとうに…、シラノ先生ありがとうございます。

光忠のページも見たかった部分でした。上着のないベストだけとか、見られて嬉しかったです。(お顔があればなお良かったのですが…)斜め後ろから見た光忠のラインが大変に麗しいです。。こんな姿で声はあれなんですもんね。。。はあ。。

なんだかんだで一番見ているかもしれないのが蜻蛉切のページです。ほんとかっこいいです。(それしか)ゲームではよく見えない蜻蛉玉とかインナーの構造とか、梵字も見られて嬉しい。

で。こんのすけのぺーじもあるのですが、そこがすっごく可愛いです。手伝いこんのすけの被り物と歩く様子。。くたっとなった上からと下からの画像がすごく好きです。こういうぬいぐるみがほしい。。

口絵ポスター

総勢46人の男士の身長がついに明かされました✨ 裏表にわかれています。自分に近い身長の男士を探すのも楽しいです。青江の身長が意外でした。もうすこしあるかと思ってました。三名槍が隣り合っていないのがすこし残念だけど、蜻蛉さんだけ早かったからしかたないのでしょうか。それにしても3人ともでかい。これを見ながら自分の本丸でのみんなの様子を想像するのもとても楽しいです。

まとめ

目次を見ればわかる通り新情報としての掲載はデータ的なものだけなので、自分の本丸像があってそれを壊されたくない、という人にもオススメできます。

ますますとうらぶ愛が深まること間違いなし。お値段以上の価値があります。

今夏、第2弾が発売されるのでそれもすごく楽しみです!

 

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