鬼のともしび👹『かくりよの宿飯八 あやかしお宿が町おこしします。』
友麻碧・著『かくりよの宿飯八 あやかしお宿が町おこしします。』 KADOKAWA 富士見L文庫 かくりよの宿飯、8巻です。葵が町や市場に出かけたりする描写がないので、活気がなく閉鎖的で寒い、という印象が残った北の地のお話。物語の最後の方に出て来る雪ん子がわずかにほのぼのとしたあたたかさを残します。 <あらすじ> 妖都を出発した葵と銀次、白夜は折尾屋の乱丸とともに、宙船・青蘭丸で北の地へ向かう。しかし北の八葉・キヨの協力を求めに向かった城で、嫁入りした春日のいまの状況とこの地の抱える問題に触れた葵は、なんとか力になりたいと思うけれど。 🦐 7巻の感想 ≫『かくりよの宿飯七 あやかしお宿の勝負めし出します。』 シリーズの感想の一覧はこちらです 北の地 今回は今までになく硬くて重い、さびれた感じのする場所のお話です。 南の地が常世と接しているように、北の地は現世と接しているらしい。 気候や文化は...
2018.10.20
2021.05.09
ライトノベル